死との距離…死、とは? [日常に隠れる残酷さ]
僕たちは死ぬために生きている
僕たちは死なないように生きている
死にたいという気持ちは
僕たちのすぐ近くにいつも座っていて
話しかければ答え
あちらからも問いかけてくる
同じ距離感で
生きたいという気持ちもそこに座っている
幸福な気持ちになったと同時に
絶望感も押し寄せてくるように
生きる希望を見つけた時
同様に
死への恐怖も襲ってくる
ひょっとすると対なるモノは実は鏡で
お互いを映し合っているだけなのかもしれない
僕たちはちょうどその真ん中にいて
両方を一度に見る事は出来ない
そんな僕に秋の風は
心地よさと共に
どうしようもない寂しさを運んできた
タグ:秋
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