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夏に聴く音楽 [音楽のすゝめ]

光に包まれてそのまま蒸発してしまうのではないかと思う程の暑さ、なめくじのようにネットリと纏わりつくような湿気。どうあがいても、逃れる事の出来ない暑さ。
それにしても・・・暑い。
こんな事を思った休日の昼間。
ふと思ったのだが、夏だからといってやたらと暑っ苦しい音楽を好き好んでかけるのはどうなんだろう?
という疑問が浮かんだ。
日本の夏に公共の場でよくかかる音楽といえば―――
比較的ポジティブな恋愛における歌詞と、従来のreggae独特の軽快さなどは一切皆無のジャパニーズレゲエ?(笑)や、ブチアゲ(爆笑)ソングなどというテンションを上げる為だけのダンスミュージック...etc

―――非常に暑苦しいのである。

そういうのを流す事が駄目だと言っているわけではない。
そりゃ夏にチャンコ鍋を食す人もいるし、冬にこたつでアイス。なんて贅沢をしている人もいる。
ただ、もし音楽で涼しくなりたいと言う人がいれば是非、北欧系の音楽をお勧めしたい。
なぜなら、大概のバンドは北欧の寒さが感じられるサウンドなのだ。(注※メタルは別物として)
他にもジャングルやドラムンベース、アンビエントやシューゲイザー系なども清涼感たっぷりである。笑

例えば、aphex twin . mew . mum .deerhunter. royksopp .boards of canada.などが上記にあたる。

こういうススメ方をしているレコード店をあまり見ないので、実験的にしてみました。
このブログを見て、お気に入りのサウンドが見つかると幸いです。

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デジカメ2 002.JPG

昨夜、友人に誘われてライブを観に行くことになった為、僕の家に集合し、それから徒歩で町へと向かった。
ライブは「A」という名前の倉庫で行われた。倉庫と言ってもそれは外観だけで、中身はソファや丸机、座敷などが構えられ、奥の方にはカウンターのようなものがある。全体的には薄暗いが、アジアンテイストな照明機具の温かみのある光が、落ち着いた雰囲気を与える。エアコンがしっかりと効いている事が何より良かった。何故なら今夜は南国特有の蒸し暑い熱帯夜だったからだ。ジャングルの中で椅子に座って、ゆっくりと音楽に浸れるだろうか?無理だ。僕なら耐えられない。
ライブの内容としては、とても良かった。
アコースティックなものがほとんどで、アンプに繋いではいるが、単純に音量を増幅させているだけで一切歪ませたりしていない。たまにはデジタルな物から離れて、アナログなものに心をゆっくり浸らせる事も大事だと思う。MCの話にも自然と笑顔になるし、なにかから解放されたかのような気持ちにもなったからだ。
特に印象的だったのが、友人が小・中学生の時に英語の先生をしていた方が歌うThe CarpentersのYesterday Once More だった。英語の先生という事もあって、とてもきれいな発音で歌声も素晴らしかった。無理に大きな声を張り上げるのではなく、透き通る伸びやかな声で、倉庫中に響き渡っていた。
伴奏のピアニストの方も、ドラマティックで美しく流れるような演奏で、ヴォーカリストが歌いやすいように努めているかと思いきや、間奏やメロディの間にしっかりと主張してくる。
一人ひとりの良さもあったが、二人のバランスが非常に良かった。
他にもOtis Reddingのカヴァーや、ファンクのような音楽を打楽器一人をサポートに、ギターの弾き語りで演奏する人もいて、色々な種類の音楽が楽しめた。
ライブが終わった後、少し友人の先生と話す事が出来たので、色々と話をしていると「良かったらあなたも演奏してみませんか?」と誘われた。実は友人に以前ギターを教えていた事があって、その事を友人が話したようだ。
こんな空間で演奏する事が出来たなら、とても良い気持ちになるに違いない!と思い、「是非お願いします!」と言ったら、快く引き受けてくれた。あとで訊いたら、友人も今度そのイベントに参加するらしい。

この事については、詳細が決まり次第こちらにUPする。

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