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Thom Yorkeに遭遇した時に出来る限り話しておきたい事 [Thom E. Yorke]

やあ!トム!
僕はあなたの事もバンドの事もとても大好きで、どの作品も数え切れないほど聴いたよ。もちろん今もだ!
僕があなた達を好きな理由として、一つはとても多様なところ。一つに収まらず、流動的で変化をし続ける姿に僕たちは刺激されっぱなしだよ。
それと、流動的にも関わらずしっかりとした核がある事。多様な変化を遂げ続けていくら周りを刺激していようと、核がなければそれはもはや生物とは呼べないからね。
最後に、絶妙なバランスを保っているところ。
不安定なところもあるし、安定しているところもある。
語りかけるように優しく歌う事もあれば、時に荒々しく暴力的に言い放つ事もある。冷徹に確かな真理を吐き捨てる事もある。
一つ一つは刺々しく、それぞれの刃は極限にまで研がれていて、常に確かなところを突いてくる。
だけど、突き出た分だけどこかが引っ込んでいて、他を包み込むための空洞をいつも造っている。
全体でみればとてもバランスがいいんだ。
伝えたかった事のほとんどが、最後に集約されていると言っても過言ではないね。
この事が実現されている限り、いくら年老いてもあなた達のファンである事をやめないと思うよ!
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Creep [Thom E. Yorke]

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彼を初めて見たのは、数年前に放送された『ロック50周年』というTV番組で、RADIOHEADの『Creep』という曲が流れた時である。
彼の事を話す上で重要な、二つのキーワード。
『RADIOHEAD』と『Creep』。
しかし、僕はこの『Creep』というワードには特に引っかかる事は無く、番組を見た数ヵ月後、『I Might Be Wrong』というアルバムの中古品を1000円程で購入した。ライヴアルバムである。
その頃の僕は、RADIOHEAD→1000円→あのRADIOHEADが安く購入出来る!というなんとも浅はかな考えで、初めてRADIOHEADのアルバムを購入した。収録曲の原曲を一曲も知らないでライヴアルバムを買うなんて、なんとも馬鹿げている。今の僕ならこんなことはしない。実にミーハー的精神である。
とにかくいくらそのアルバムが素晴らしい出来でも、聴くべき時に聴かなければならなかった。今となっては仕方がないが、とにかく“その時”ではなかった。
もちろんどの曲も一切聴いた事がなく、その時は全く興味の無かった電子音楽をRADIOHEADが取り入れ始めた時のライブアルバムだったのだ。

というわけで、こちらも僕の頭には特に引っかかる事はなかった。

そんな事がありながら、今の僕は、ファンサイトなどを毎日チェックし、ずっと彼らを追い続けている。

こうなった理由を話すには、僕の友達である、もう一人の男が大きく関わってくる。

続く

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