人が人を咀嚼していく過程において必要なもの

対象を理解しようとするためにはやはり、比較対象が必要だという事は間違いないと言っても過言ではないだろう。
しかし、一つの対象を理解するために一つの比較対象と比較したところで本質的に理解した事にはならない。大きな偏りが出来てしまうからだ。
仮に球体の中心点が人の本質としよう。中心点を探り当てるためには、どの程度の大きさか？不完全な球体ではないか？中心点はどれくらいの大きさなのか？など…様々な情報が必要になってくる。
それは、時に他の生物であったり、音楽、絵画、物語などの芸術はもちろんのこと、哲学や思想、自然の摂理や成り立ち、生き物の寿命や力の強さなど、実に様々なものがある。

タイトルが変わってからのあいさつが遅れましたが、これからはこのような目的意識を持ってブログを書く事にしました。
度々ＵＰしている絵は、アナログなモノをデジタル世界に持ち込む事によって、自分自身の投影をしているのです。デジタル世界(精神世界)において、大事なものはしっかりとした形を持った現実的な自分自身を表す証拠、いわば僕にとっての絵は精神世界へのビザのようなものです。ビザが切れたらまた発行するように、絵の価値によって再発行する期日は変化します。そして価値というものもまた常に変動するものなのです。
それではまた。

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