情報の多様化 [無気力について]

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情報化社会のこの世の中。
求めればすぐにでも手に入る情報は非常に軽々しく、本来持ちえたはずの質量を確実に失って電子世界に漂っている。
その中でも一般的に優秀だと言われている情報は、人類の常識とモラルに当てはまるモノがほとんどである。
そして群れる事で安心を得る人類は、その情報に最も単純かつ理解し易い価値をつけた。それが『数』だ。
多いか少ないか、大きいか小さいか、人類が扱っているほとんどの情報の価値がこんなくだらない事で決まってしまっている。
なぜこの事に対して誰も疑問を抱かないのだ。
僕は小さい頃からずっと疑問を抱いていた。

多数決
大衆心理
やたらと高価なブランド物
ランキング
多数派による少数派の迫害

僕は上記のモノに価値を見出している人たちは本当に頭がおかしいのか、それとも悪い冗談でも言っているのかと思っていた。しかし、それは違った。
心の奥底から思っているのだ。

僕はそれを知った時、心の底から頭がおかしくなりそうだった。

今でこそ幾分ましにはなったが、上記の事についての嫌悪感は今もなお続いている。


タグ:価値
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